自立訓練(機能訓練・生活訓練)とは
地域での自立した生活を目指して、身体機能や生活能力を高める「自立訓練」。機能訓練と生活訓練の違いや、対象・期間を解説します。

自立した生活に向けた訓練
自立訓練は、障害のある方が地域で自立して暮らせるよう、身体機能や生活能力の維持・向上を目指して行う訓練です。病院や施設から地域生活へ移る段階や、これから一人暮らしや就労を目指す段階で活用されます。目的に応じて「機能訓練」と「生活訓練」の2種類があります。
機能訓練と生活訓練の違い
- 機能訓練:主に身体障害のある方が対象。リハビリや歩行・動作の訓練など、身体機能の維持・回復を中心に行う(標準利用期間は原則1年6か月)
- 生活訓練:主に知的障害・精神障害のある方が対象。調理・金銭管理・服薬・対人関係など、日常生活を送る力を高める(標準利用期間は原則2年)
通所型・訪問型・宿泊型
事業所に通って訓練を受ける「通所型」が基本ですが、自宅を訪問して行う「訪問型」や、生活訓練では実際に泊まりながら生活力を身につける「宿泊型」を組み合わせる事業所もあります。ご本人の状況や目標に合わせて選べます。
利用の始め方と確認したいこと
利用には受給者証が必要です。相談支援事業所に相談し、サービス等利用計画を作成して契約します。事業所によって訓練プログラムの内容や得意分野(就労準備に力を入れる、一人暮らしの練習に強いなど)が異なるため、目標に合っているかを見学で確認しましょう。訓練後の進路(就労支援やグループホームなど)へのつなぎ方も聞いておくと安心です。
本記事は制度の概要をやさしく解説したものです。実際の要件・費用・手続きは、お住まいの市区町村やケアマネジャー・相談支援専門員にご確認ください。
